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何事も無駄な経験はない

この前、ぼくが描いた絵本「ぼくはレモネードやさん」の絵が、とある場所で無断でイラストとしてコピーされて使われていました。知り合いから連絡が来て、何にも聞いていなかったので、とてもびっくりしたし、悲しい気持ちになりました。

 

ちゃんと使っていいか聞いてほしいし、小学生が描いた絵本にだって著作権というものがあります。学校の技術の時間で著作権についても勉強しました。

 

そういうところちゃんと守ってほしいです。傷つく人もいます。

 

だいぶ落ち込んでいみましたが、出版社さんから、「しろうさんは、これまで出版の経験からも、一般の中学生では、考えられないくらいクレジット等への意識は、成熟していると思います。こういう著作権当事者としての経験は大いにプラスになると思います。」と言ってくださって少し落ち着きました。何事も勉強になるのだと思いました。

 

小児がんの啓発に協力しようというお気持ちは、とてもありがたく、嬉しいのですが、この絵本は、ぼくがたくさん考え、工夫を重ねて完成させた大切な作品でもあります。同じ気持ちだったら、無断で使ってもいいというのはちょっと違います。それは子どもも大人も変わりません。

 

理解してもらえると、嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

 

ぼくの夢は図書館司書になることです。学校でも図書委員をやっていて、高校になっても続けたいです。そういう意味ではよい勉強になりました。